駄話・13年05月分

13`05/27(月) -00:18-

先日、
PS2スーパーロボット大戦MX」をクリアしました。

リアル系主役機

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簡単な内容説明

ある日、突如東京に出現したMU(ムウ)と呼ばれる者たち。
彼らは、出現以来静観を保っていたが、
その沈黙に耐えかねた連邦軍は攻撃を開始。
それは身を守る為だったのか、MUは東京と外界を遮る
特殊なフィールドを展開し、その中に立て籠もってしまう。
ドーム状のフィールドの表面が木星に酷似している事から、
そこはTOKYO JUPITER(トーキョー ジュピター)と呼ばれた。

さらに、南極では原因不明の天変地異、セカンドインパクトが発生。
人類は多大な被害をこうむった。

それでも、人類の歴史は戦争の歴史であり、その後も戦争は続いて行く。
1年戦争、グリプス戦役、第1次ネオジオン抗争と、
アースノイドとスペースノイド間の争いは絶えず、
恐竜帝国、ミケーネ帝国、妖魔帝国と、
地球制服を目論む者たちも後を絶たず、
バーム星人の侵略と言う、宇宙からの脅威も存在した。

それらの脅威に対する戦士たちの活躍により、
一時の平穏を取り戻した地球圏であったが、
対MU戦略研究機関TERRA(テラ)によるTOKYO JUPITER潜入や、
新たなる未知の敵、使徒の出現。
そして、連邦軍のツェントル・プロジェクトにより開発された
特殊な機体、メディウス・ロクスの強奪事件など、
今また、地球圏全てを巻き込む事態が、進行しつつあった……

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以前遊んだ、「
スーパーロボット大戦IMPACT)」があまり面白く無かった為か、その次に遊んだ「バイオハザード6)」をクリアした後、スパロボ熱がまだ少し燻っている事に気が付きました。
もう少しだけ
スパロボやりたいなぁ〜、と言う軽い気持ちで、「スーパーロボット大戦MX」を始めちゃいました(^^;
結果、とても面白かったんですが、中盤1MAPクリアするのに掛かる時間が増えて来た頃、1度満腹になって
スパロボ熱が冷めちゃいましたw
今回は全55話と「
IMPACT」の約半分でしたが、終盤にはプレイしない日も増え1MAPクリアするのに10日以上掛かったりして、結局「IMPACT」と同じくらいクリアするのに時間が掛かりましたよ。

とは言え、基本的には傑作でした
ヽ(^∀^)ノ
IMPACT」の悪かったところが軒並み改善されており、新要素も面白い。
スーパーロボット大戦Z)」プレイ当時は、「MX」未プレイだったので気付きませんでしたが、「Z」のシステムは「MX」の進化形だったんですね。
新要素である
PP(パイロットポイント)によるパイロットの成長システムは、まんま「Z」と同じものでした。

ポイントは、シナリオと戦闘アニメですかね。
IMPACT」最大の欠点は、3つにブツ切りにされたシナリオでした。
MX」の場合、全55話で1つのシナリオですから、序盤中盤終盤とちゃんと順序良く盛り上がって行きます。
まぁ、最終的なメインシナリオが
ラーゼフォン+エヴァなので、キャラクターが意味深で意味不明なセリフしか言わず、何がどうなって何をどうすれば良いのか不可解ではありますけど(爆)
それでも、戦闘さえ始まってしまえば、普通の
スパロボです(^^;

次に、戦闘アニメ。
IMPACT」とは比べ物にならないくらい、急に動きまくりでレードがアップしています。
多分、アニメのレベルは「
Z」級ですね。
ただ、急にレードアップして容量を食い、アニメパターンを減らす必要があったのか、武装の種類が減っていました。
バルカンが無くなったモビルスーツは多いし、マジンガーZドリルミサイル、アイアンカッターなどが削除。
ですが、
百式ビームサーベルを使用すると、ビームサーベルで攻撃する前にバルカンで牽制入れるし、マジンガーZロケットパンチを使うと、左腕はロケットパンチ、右腕はアイアンカッターで攻撃します。
で、
スクランダーカッターを使用すると、スクランダーカッターで斬り付けた後、至近距離でドリルミサイルを連射します。
……うん、武装の数は減っているのに、アニメパターン減って無ぇ
(^^;

どうやら、1つの武装に複数の攻撃パターンをコンボとして登録する事で、その武装の攻撃力を上げてあるようでした。
MX」の特徴の1つが、無駄に高い攻撃力です。
無改造の雑魚ユニットでも、攻撃力3000越えの武装を平気で持っているので、2000〜3000ダメージは普通に
えられます。
これは敵も同じですが、こちらが簡単に敵機を落とせる事の方がメリット多くて、結果的に「
MX」の難易度は低めでした。
敵は落とし易いし、難易度決定要素の
SRポイントみたいなのも無かったし、それで難易度が低いんですが、個人的には好かった。
特に、「
IMPACT」がその設定バだろ、ってくらい敵が強かったりして、スパロボに馴染みが無かったり、SLGが得意で無かったりすると、途中(3部頭)で詰んでもおかしく無いくらいだったので、これも改善点と言って良いでしょう。

まぁ、一応、バの数は「
IMPACT」よりも多いです(^^;
多くは、取るに足らない小さいバですが、1つだけ気になるバがありました。
それは、地形適応していない場所に対して、攻撃が出来てしまう事です。
全てではありませんが、一部空を飛べないユニットが射程1の格闘攻撃を飛んでいる相手に行ったり、ビーム属性の武装で海の中の敵を攻撃したり。
この辺の、地形適応を使って反撃を封じ込めるパズル性が好きで、自分は宇宙MAPよりも地上MAPが好きなんですよ。
だから、このバだけはちょっとがっかり。

あとは、クリア後特典も「
IMPACT」とは違い、多分「Z」と同等。
残り資金ではなく総獲得資金の何%かを引き継ぎ、PPも総獲得の何%かを引き継ぐようだし、強化パーツも引き継ぎます。
自分は、2周目開始時の
資金が400万ありました。
思わず、
スーパールートでもう1周遊びたくなりました(^∀^)
ただ、次に遊ぶ予定の「
バイオ」の新作がもうじき発売するし(クリアしたのは、発売日の約1週間前)、お気に入り機体のいくつかは1周目で完全改造達成しているので、どの程度強くなるのかと言う、わくわくする気持ちはもう無いんですよね(^^;
今回は、
マジンカイザーだけじゃ無く、真ゲッターまでいないし(T_T)

それから、今回も
CV:林原めぐみと言う理由で目を掛けていた、エヴァ零号機も問題。
今回、いつも
ATフィールドが強過ぎる為、弱体化されていました。
4000ダメージ完全に防ぐけど、4000ダメージ越すと全ダメージ被弾、ってのは同じなんですが、その適応タイミンがダメージ軽減前なんですよ。
つまり、
防御をして半減させたり、ガード技能で80%に軽減させても、軽減前の元ダメージが4000以上だと、ATフィールドが破れます。
その後、仮に軽減前ダメージが5000だとすると、
防御時には2500、ガード発動時には4000、素で破られれば5000ダメージとなります。
以前ならば、
防御して4000以下になれば完全防御だっただけに、防御ガード技能が無意味とは言いませんがあまり役に立ちません。
ボス級の攻撃は軽く4000オーバーですから、無改造でも役に立った
エヴァ勢が、死にやすくなっています。
今回は、
防御力だけで無く、HPも必要でした。

まぁ、最悪なのは、シナリオの都合で、自爆後
零号機、及びレイが使用不可能のまま終わっちゃう事です(^Д^;
改造+
宇宙合金レンでそこそこ硬くしてあるので、援護防御の要だったし、脱力要因としても貴重でした。
代わりに贔屓するような
林原めぐみキャラもいないし、これでは個人的にモチベーションが上がりません(*^∀^*)
って事で、
林原めぐみ分が足りないので、2周目は無し(爆)
ただ、2周目を遊びたくなるくらい面白かったので、充分おすすめ
ヽ(^∀^)ノ

(ブログの方に頂いたコメント())


個人的評価
★★★★☆(4/5)





13`05/23(木) -23:21-

DVD
を購入して、「劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 ザ・ロストタワー(ザ・ロストタワー)」を観ました。

親子螺旋丸

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簡単な内容説明

人気TVアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」の劇場版4作目(通算7作目)。

捕獲対象者ムカデを、とある遺跡まで追って来た、
ヤマト率いる新生カカシ班。
捕獲寸前に、ムカデは四代目火影の封印術式を体内に取り込み、
大量のチャクラの塊である龍脈が暴走。
火柱の様にそそり立つ龍脈の奔流に、
ムカデ、ナルト、ヤマトは飲み込まれてしまう。

目を覚ましたナルトは、遺跡では無く、
遥か頭上まで見上げるほどの塔が、いくつも乱立する都市にいた。
果たして、ここはどこなのか。
ムカデやヤマトは、一体どこへ行ってしまったのだろうか。

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元々「
NARUTO -ナルト-」は、原作未読でTVアニメを初回から視聴。
ただし、
ジャンプアニメだから延々続くかも知れないと考え、大変そうだから観るだけにして、残しておきませんでした。
案の定、長期シリーズと化しましたが、とても面白かったので、録画を取って
かなくて少し後悔(^^;
取り敢えず、
劇場版だけでもと、3作目(通算6作目)の「劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者(火の意志を継ぐ者)」までは、TV放送したものを視聴後DVDに焼いてあります。
で、
今作以降はDVDを購入。
DVDを購入した事で、いつでも観られるし、さっさと編集してDVDに焼いてレコーダーから消さなきゃいけない、ってのから解放されたので、観ないで積んでありました(^Д^;

それが先頃、
TV放送の方で劇場版最新作ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-(ROAD TO NINJA)」の前日譚、「PROLOGUE OF ROAD TO NINJA」が放送されました。
それで、何となく「
ROAD TO NINJA」を観る気になり、買うだけ買って未視聴だった「ROAD TO NINJA」を観ました。
とても面白かったので、未視聴だった残り
2作の内、古い方の「ザ・ロストタワー」を今回観た訳です。

内容の方ですが、中盤からずっとクライマックスが続く様な、盛り上がり続ける内容でした。
1時間20分くらいの作品なんですが、30〜40分頃から、もう終わり!?
とか、思っちゃいましたよ
(^∀^;
あぁ、決して悪い意味では無いですよ。
ずっと盛り上がり続けて、中だるみしない良作です。

それから、龍脈の暴走に巻き込まれたのが、
ナルトヤマトだけ。
さらに、
ヤマトは最後の方に出て来るだけで、基本ナルトの活躍だけ描く形が好かったです。
劇場版ってお祭り映画って側面もありますから、TV版のキャラたちが大勢出演して、それぞれに活躍シーンを用意する事も少なくありません。
でもそれだと、1人1人の見せ場は短くなり、内容も薄くなりがちで、個人的にはあまり好きな手法じゃ無いんですよね。
今作は、飛ばされた先の主要キャラも少なめだし、倒すべき敵も1人で、ちょっとした四天王チックな部下とかもいません。
視点があっちこっちに飛ばない分、シンプルに楽しめる構成になっているのだと思います。

とても面白かったんですが、2つほど気になりました。
気になる事があったので、「
ROAD TO NINJA」じゃ無くて「ザ・ロストタワー」の感想を書く事にしました(^^;

その気になる事とは、
ナルトの傷です。
序盤でやられて足を負傷するのですが、
九尾をその身に宿すナルトは、高い再生力を持っています。
なので、
TV版では滅多に傷付く描写はありません。
なのに、「
ザ・ロストタワー」では足を負傷し、その手当として包帯を巻いた後、血まで滲んで来ます。

この記事を書いている最中、
5作目(通算8作目)の「劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 ブラッド・プリズン(ブラッド・プリズン)」も観ましたが、こちらでも納得行かない負傷をしていました。
終盤に胸部、乃至腹部を貫かれるのですが、その後も戦闘は継続しているし、そのダメージを受けた瞬間、2体出していた影分身のどちらも消えませんでした。
つまり、そこまでの致命傷では無かったはず。
受傷した時点で致命傷では無いのに、その後オリジナルキャラの秘術に助けられなければ、死んでもおかしく無い状態にまでなります。
仙人モード+
九尾の高い生命力と再生力を以てすれば、本来は快方に向かうはずが悪化してしまうのです。
劇場版監督は、TV版監督とは別人の様なので、細かい設定を把握し切っていないのでしょうね(^^;

2つ目の気になる事は、
監督が違う事も関係しているかも知れません。
それは、影分身が消える際の効果音が違う事です。
普段聞き慣れた効果音では無いので、非道く気になりました。
制作会社が違う訳無いだろうし、効果音を借りられ無いって事は無いはず。
(例えば、螺旋丸の効果音は同じ。)
劇場版監督の、ささやかなプライドでしょうか?
はっきり言って、意味不明
(^Д^;

影分身消滅の効果音は、「
ブラッド・プリズン」でも違いました。
で、折角「
ブラッド・プリズン」も観たので、「ブラッド・プリズン」についても2つほど。

ゲスト声優として、俳優の
上川隆也が声優をしていたのですが、普通に上手かった。
スタッフロール見るまで、気付きませんでした。
聞き慣れないが、本職の声優さんが演じているもんだとばかり
(^∀^;
上川さん
には、声優適性がある様ですね。
元より、声優業は俳優さんの仕事の範疇ですから、元俳優や俳優兼業の声優さんも多くいます。
しかし、
某阿部ちゃん某宇梶さんなど、声優適性の無い俳優さんの声の演技は、そりゃもぅ非道いもんです(^Д^;
今は、主演
ドラマや主演舞台、ゴチもあってお忙しいでしょうが、将来的には、ゲスト扱いでは無い本物の声優としての活躍も、期待したいですね

で、2つ目は、
ブンシャカの主題歌が最低だった事です。
ラストで感動したのに、エンディン
ロールでおちゃらけるなよ(-_-)
いや、まぁ、
ブンシャカが悪い訳でも、曲が悪い訳でも無いんですけど、まったく合っていない雰囲気ぶち壊しの主題歌でした。
ONE PIECE」の過去の某主題歌もそうだけど、どこのゴリ押しなのかは知らないが、珍助ファミリーの起用は、DQN層にウケるジャンルのサブカルだけにしてよ。
……
アニメで、はしゃぐなよ(-'_-)

さて、充分面白かったのでおすすめしたいんですが、「
ザ・ロストタワー」のみでは無く「劇場版 NARUTO -ナルト-」シリーズ全般をおすすめしたい。
一応、「
劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝」になってから1作目、乃至2作目だけははずれだと思ったんですが、それ以外はみんな面白かった。
どっちがはずれだったかな?
と、うろ覚えだったので
観直してみましたが、う〜ん、多分「劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆(絆)」の方だろうな。
でも、思っていたほどつまらなく無かった
(^^;
で、もしかしたら「
火の意志を継ぐ者」がはずれなのか、と思って観直しましたが、こちらはやはり面白かった。
結果的に、順番は滅茶苦茶だけど「
劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝」を全て観た or.観直したので、どうせならと少年時代の1〜3作目観直しました。
観直した上での劇場版の再評価は、1作目から順に「5/3/5/4/3/4/4/4/4」となりました(※下記の個人的評価は「ザ・ロストタワー」のものです)。

」は思ったほどつまらなく無かったけど、敵役が下衆野郎過ぎて、観ていて心がざわざわしちゃうんですよね(^^;
個人的に、倒されるべき敵役であっても、下衆過ぎる奴を見るのが苦手です……見ていてブッ殺したくなる
w
それと、少年時代の
3作は全部傑作だった、と思っていたんですが、2作目はそれほど面白く無かった(^Д^;
敵の本性が判り易過ぎるのに、キャラクターがまるで気付かずにストーリィが進行しちゃってイライラ
(^^;
まぁ、つまらないってほどじゃ無いです。
しかし、記憶なんて当てになりませんね
(^Д^;
いや、歳を経て感性や価値観が違って来たのかな?

それから、出来れば「
NARUTO -ナルト-」を知っていた方が楽しめると思います。
例えば、「
ザ・ロストタワー」はナルトミナトの関係を知っているかどうかで、感動の度合いが違って来ます。
その意味では、
原作は読んでいるけど or.TVアニメは観ているけど、劇場版は観ていないって人に全力でおすすめヽ(`Д´)ノ
もちろん、1本の
映画として楽しめる内容ですから、「NARUTO -ナルト-」を知らない人が劇場版を楽しんで、結果原作にも興味を持ってもらえれば、それも素晴らしい。
ですから、
観直してみたら予想以上に面白かった1作目劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」からでも、観てみて下さい。
劇場版同士に繋がりは無いので、最悪、2作目と「」は飛ばしちゃっても良いです(爆)

(ブロ
の方に頂いたコメント())


個人的評価
★★★★☆(4/5)





13`05/09(木) -23:33-

DVD
を購入して、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を観ました。

本当の「Q」で登場するはずだった綾波's

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簡単な内容説明

社会現象にまでなったTVアニメ、
「新世紀エヴァンゲリオン」の新しい劇場版、その3作目。

前作「破」の続きを期待していたのに、
本当に続きなのかと疑いたくなる内容。
まともに語られる事の無い、「破」から「Q」に至る時間の中で、
何故か衛星軌道上に隔離されていた初号機。
その奪還作戦が、アスカ&マリコンビによって、
遂行されようとしていた。

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内容説明を読めば判ると思いますが、ひと言で言うとがっかり
(-_-)
とにかく、「
」のラストと「Q」が、繋がっているとは思えない様な内容です。
キャラクター、ストーリィ、世界観が、まったくブレています。
感覚的には、
TV版旧劇場版に戻った感じ。
久しぶりに、
庵野の公開オナニーを見せ付けられた様な気分だ(-'_-)

マルチシナリオのAVG.に例えると、
TV版がバッドエンドで旧劇場版がノーマルエンドかな?
で、「
)」「」が凄く良かったもんだから、新劇場版ではトゥルーエンドが観られるのかと、期待しちゃったんですよねぇ。
そうしたら、何週も遊んだ後に出るおまけルート、ギャ
シナリオやピンクシナリオ並みの色物ルートに、「Q」は突入しちゃった訳です(T_T)

シン・エヴァ」の予告を観て、まったくわくわくしませんでした。
出来れば、「
シン・エヴァ」を作るの止めて、ちゃんとした「Q」を作りして欲しいくらいです。

アニメとしては良く出来ていたし、決してつまらない訳じゃ無いんですけどね。
動きやカメラワーク、危機的状況が迫る中、いきなり
ヴンダーを起動して敵を殲滅など、アクションアニメとしては、ちゃんと盛り上がっています。
アニメ映画としては、大事な要素である見た目や、
桜流しも良い曲で音楽的な演出も充分。
物語だけ駄目なんだよなぁ
(^^;
勿体無い。
」「」と比べると、全然面白く無い。

さて、物語を構成する要素には、キャラクター、ストーリィ、世界観の3つがあります。
Q」のキャラクター、特にミサト、リツコは別人かと思うくらいブレています。
そして、
アスカはタカビー、ジコチューのお姫様って部分は同じだけど、自分にしか出来ない仕事を任され、こなし、評価され、充実した人生を歩む事で、随分前向きでした。
だから、他人の世話まで焼ける。
それはとても良かったのですが、にもかかわらず、一切説明はしないけど理解しない
シンジはガキ、一切説得はしないけど言う事聞かないシンジはガキ、ヱヴァに乗ったらどうなるのかは話さないけど「だったら乗るな、ガキシンジ」。
と、むしろ
ミサト、リツコ、アスカの方がバカでガキなのに、無理矢理ガキガキとアスカに代表して言わせている庵野がキモい(-'_-)

ストーリィなぞは完全に破綻していて、そもそも「
」のラストでカヲルくんがサードインパクトを阻止していたのに、「Q」ではニアサーとやらが起こっていて、全てがシンジの所為って事にされています。
14年間封印されていたド
マ内の状況を考えれば、シンジ覚醒の後、1話分くらい更なる展開があっての「Q」です。
黒幕は
ゼーレゲンドウだろうし、その手足となって働いたのは、カヲルくんミサト、リツコ、加持などの旧ネルフメンバー。
それを踏まえて全部
シンジの所為ってんなら、ヴィレも決して正義の味方じゃ無いし、対ネルフだって私怨に過ぎず、新世代への洗脳教育もキモい。
本来、
シンジとは別軸の視聴者側、味方側であるべきヴィレがそんなだし、ネルフは言わずもがな。
完全に、
シンジと一緒に視聴者ほったらかしで、最悪ですわ(-'_-)

世界観は、無理矢理な14年経過の所為で、そもそも「
」の続きかどうかも怪しい始末。
まぁ、
TV版最終話の辺りとか、旧劇場版初回の「シト新生」なんかと、同質のモノに戻っただけと言えなくも無いか(^^;
それこそ、「
」の続きでは無く別周回の「Q」だと言うのなら、ズレたりブレたりしているのでは無く、単に違うモノなのかも知れない……
観たかったモノとは、確実に違うけどな
ヽ(`Д´)ノ

アニメとしてはつまらなく無いので、星評価は甘め。
ただ、「
」の予告は実際の「Q」とは違っていて、正直」予告版「Q」の方が絶対面白いと思うわ(^^;
それでも、
ヱヴァだから観ない訳には行かないって人は観るべきで、「」「」よりも面白く無いなら観なくて良いって思える人なら、無理して観る必要無いです。
星を甘めに付けておきながら何ですけど、はっきり言って終わります。
駄作です。



個人的評価
★★★☆☆(3/5)




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